小児歯科

「乳歯はどうせ生え変わるから大丈夫」ではありません

乳歯の頃のお口の健康状態は、永久歯の歯並びに影響します。そのため、小児歯科では一般歯科とは異なり、歯列の発育に異常がないかどうかのチェックを重点的に行っています。保護者の方は、お子さまの毎日の歯磨きをしっかり行い、むし歯ができたらすぐに治療するのはもちろん、定期的に歯科医院で噛み合わせや歯並びに関するチェックを受けさせてあげるようにしましょう。

フッ素塗布

桑名市では、2歳になると「フッ素塗布助成券」というものが支給されます。当院でもこちらの券を使用してフッ素塗布を受けていただけますので、お子さまの初めての歯医者さんのきっかけにぜひご活用ください。フッ素塗布は2～3回続けて行い、その後は2～3ヶ月おきに受けていただくのをおすすめしています。

当院の小児歯科の特徴

当院の小児歯科では、「歯の治療をする」はもちろんのことですが、「歯科医院の雰囲気に慣れてもらう」を重視しています。歯科医院は一度行けば終わりというところではなく、お子さまが将来にわたってつきあっていくところです。だからこそ、お子さまには「歯医者さん嫌い」になっていただきたくないのです。

当院では、嫌がるお子さまに無理に治療を行うことはしていません。たとえむし歯があったとしても、お子さまが歯科医院の雰囲気に慣れていない間は無理に治療を行うことはせず、自分で口を開けられるようになるまで少しずつ練習を重ねていきます。そのため、「押さえつけてでも治療をしてほしい」「一日で治療を終わらせてほしい」といった方には、正直当院は向いていないかもしれません。

歯科医院に慣れていただくためにも、むし歯などの症状がないうちにまずは定期的な検診とフッ素塗布のために来院いただき、むし歯や急な外傷を受けた時スムーズに治療に移行できるために備えておきましょう。

お子さまを歯科医院に通わせるタイミング

歯の予防はできるだけ早いうちから心がけていただきたいです。しかし、物心つかないうちに泣きながら歯科医院へ来て、歯科医院に対して嫌な思い出を作っていただきたくはありません。

当院では、桑名市で配布している“フッ素塗布助成券”が使用できる2歳頃を目安にご来院いただくようにしております。